Bias Busting!!! @Google
こんにちは!protonです!
先日、GoogleのWomenTechmakersScholarshipをいただき、その一環でシンガポールでの集まりに参加しました!
詳しくはこちら
そこで受けた講義のうち特にシェアしたいな!って思ったものについて、紹介します!
Bias Busting
Bias Bustingってなぁに?
Googelの新人社員研修でもおこなわれる講義で、無意識のうちに持ってるバイアスについて学ぶ講義です。
人間は1秒におよそ11000000bitの情報を得てるそう!しかしこのうち意識しいるのはたったの40bitほど。無意識がほとんどです!
ダイバーシティを促進するうえで一番のネックはこの無意識の中にあるバイアスです。
このBias Bustingの講義では、短いシナリオについて、問題点と改善策をグループで話し合う内容になってます。
今回は二つのシナリオについて紹介するので、ぜひ、あなたにも考えていただけたらなと願ってます!
シナリオ1
例えばこの会話について。
A「Hi! Where are you from?」
B「I am from OOOO.」
A「NO, where are you actually from?」
何が問題だと思いますか?
日本でも少し前、生まれも育ちも日本なのに見た目が"日本人"ではないから英語で話しかけられてしまうといった話がツイッターで話題になってるのを見ました。
この会話を通して指摘したいこととは、無意識のうちに見た目からその人のアイデンティティを決めつけてしまうことがあるという問題についてです。
ではどう改善できるでしょうか?
Aがwhere are you fromという質問をもっと具体的なものするのもいいかもしれません。
たとえば、聞き返すとしても、Yes, ....and where do you live? などとすれば多少は不快にさせることがなくなるでしょう。
また、Bの立場にいてこのように言われた場合、「じゃああなたは私がどこ出身だと思うの?」と聞き返すことで、Aに自分でバイアスに気づいてもらうのもいいかも、という意見もありました。
参考までに、この動画が皮肉が効いてて好きなのでオススメしておきます!
What kind of Asian are you? - YouTube
シナリオ2
もうひとつ、この会話についてはどうでしょう?
A「What do you study?」
B(女性) 「I study Computer Science.」
A「Oh.....You don't look like you study computer science...」
"あなたはコンピュータサイエンスをやってるように見えない"とはどういうことでしょうか?
世の中には、いまだにコンピュータサイエンスを学ぶ人間をオタクっぽいと思っている人がいます。
ましてや、好き好んでそんな分野を選ぶ女性はきっとメガネをしていて化粧っ気がなくて垢抜けていないだろう!と信じてるような人間がいることは事実です。
しかし!私の周りにいる (標本数は少ないですが)理系の女の子たちやGoogleのWomenTechmakersScholashipで出会った女の子たちは、もちろん化粧っ気のない子も中にはいますが、可愛くすることが好きな子だってたくさんいます。
集団の中で浮くことも気になるのでなかなか私にはハードルが高いですが真っ赤な口紅して大学に行ってはいけないんですか?そんなことないですよね!
見た目にこだわるのもこだわらないのも自分のためなんです。
この会話で伝えたいことも、さっきのと同じで、無意識のうちに見た目からその人のアイデンティティを決めつけてしまうことがあることについてです。
改善策はなんでしょう?
もし、「君は理系に見えないね?」って言われたら、「可愛いってこと?それならありがとう!」というべきなのでしょうか...?
「リケジョっぽくないね!」が褒め言葉となる世界にならないことを願ってます!
まとめ
Bias Bustingについて書きましたが、いかがだったでしょうか?
(文章生成スキルが足りなくわかりにくいところがあればぜひ教えてください!)
実際のBias Bustingではこれ以外にも内容がありますが、今回のシナリオ2つを通して、何か意識を変えるきっかけになれば嬉しい限りです!